もう4年前のことですが、Aさんから債務整理の相談を受けました。
その時、Aさんは生活保護を受給し始めたばかりで、それまで生活費として
借り入れた債務の返済ができないという内容でした。
このような状況では債務を返済できるはずはないため、法テラスを利用して
自己破産の申立をすることになり、私は各債権者に受任通知を送りました。
債務整理の場合、この受任通知によって債権者からの請求が止まるため、
依頼者はこれで片付いたと思われる方もいるのか、
時々、動かなくなる方もいます。
そのため、私は、最初の段階で、半年以内の申立を目標とすることと、
手続に協力が得られなくなったときは辞任することを説明しています。
で、このAさんですが、目標の半年以内に申立てができず、
最終的に約1年後の令和2年4月に辞任をし、債権者に辞任通知を
送ったところ、債権者のB社から問合せの電話がありました。
それからAさんのことはすっかり忘れていたのですが、
1年半が経過した令和4年の11月、B社から電話がありました。
「今、債務整理は受けていないけど・・・」と思いながら話を聞いていると、
「Aさんの件」と言われました。
Aさん、Aさん・・・
ひょっとすると、辞任したあのAさん?
「私が破産で受任していた、住所が〇〇のAさんでしょうか?」と聞いてみると、
やっぱりそのAさんで、「進捗の確認」とのことです。
あれ~~~、辞任通知を送ったはず・・・、と思ったものの、
いったん電話を切って記録を確認したところ、
やっぱり辞任通知を送っていて、その後、問合せの電話ももらっています。
B社の債権管理はどうなってるの?
と疑問を抱きながら、この回答をして電話は終わりました。
そしてそして、今年(令和5年)の3月に、またB社から
「Aさんの件で・・・」と電話がありました。
あれ? なんで?
記録を確認しながらこれまでの経緯を説明したところ、
「辞任通知の記録がない」と・・・
そんなーーー、辞任通知の後で、問合せの電話ももらっているのに・・・
結局、辞任通知を再送してこの件は終わりましたが、
数が多いので間違いはあるでしょうが、どうなってるの?
とにかく、これを他山の石としなければ・・・
今日もよろしければお願いします。
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その時、Aさんは生活保護を受給し始めたばかりで、それまで生活費として
借り入れた債務の返済ができないという内容でした。
このような状況では債務を返済できるはずはないため、法テラスを利用して
自己破産の申立をすることになり、私は各債権者に受任通知を送りました。
債務整理の場合、この受任通知によって債権者からの請求が止まるため、
依頼者はこれで片付いたと思われる方もいるのか、
時々、動かなくなる方もいます。
そのため、私は、最初の段階で、半年以内の申立を目標とすることと、
手続に協力が得られなくなったときは辞任することを説明しています。
で、このAさんですが、目標の半年以内に申立てができず、
最終的に約1年後の令和2年4月に辞任をし、債権者に辞任通知を
送ったところ、債権者のB社から問合せの電話がありました。
それからAさんのことはすっかり忘れていたのですが、
1年半が経過した令和4年の11月、B社から電話がありました。
「今、債務整理は受けていないけど・・・」と思いながら話を聞いていると、
「Aさんの件」と言われました。
Aさん、Aさん・・・
ひょっとすると、辞任したあのAさん?
「私が破産で受任していた、住所が〇〇のAさんでしょうか?」と聞いてみると、
やっぱりそのAさんで、「進捗の確認」とのことです。
あれ~~~、辞任通知を送ったはず・・・、と思ったものの、
いったん電話を切って記録を確認したところ、
やっぱり辞任通知を送っていて、その後、問合せの電話ももらっています。
B社の債権管理はどうなってるの?
と疑問を抱きながら、この回答をして電話は終わりました。
そしてそして、今年(令和5年)の3月に、またB社から
「Aさんの件で・・・」と電話がありました。
あれ? なんで?
記録を確認しながらこれまでの経緯を説明したところ、
「辞任通知の記録がない」と・・・
そんなーーー、辞任通知の後で、問合せの電話ももらっているのに・・・
結局、辞任通知を再送してこの件は終わりましたが、
数が多いので間違いはあるでしょうが、どうなってるの?
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