日経平均が34年ぶり高値を更新しました。
34年前は私が子供のころの話で
世の中は景気が良く
バブル景気と呼ばれた時代です。
現在の日経平均の株価収益率は来期予想で16.47倍と
今までと比較すると少し割高ですがアメリカのS&Pやナスダックに比べると割安です。
日経平均を大きく押し上げている半導体関連銘柄の株価収益率は高い銘柄が多いですが、
世界的に実力がある企業ばかりで
将来に向けて収益が期待できる銘柄が多いと思います。
日本はアメリカの影響で半導体の生産力が落ち
半導体部門では三星やTSMC、インテルに先を越されましたが、
半導体の装置では外国の企業のニーズにこたえ
世界的に有名な企業が多いことから
日本の技術力は素晴らしいものだと思います。
またその半導体装置メーカーが成長して
日経225銘柄に採用され
株価が上昇して34年ぶり高値更新ということで
日本人として誇りに思います。
今まで日経平均は外国の証券会社などの機関投資家が
先物やオプション取引等で
価格が変動したり
日本銀行が日経平均銘柄の投資信託を購入したり
GPIFの年金が買ったことで上がった経緯がありますが、
今回は日本の半導体企業の株式が買われたことで
上がっているので本物だと思います。
東証の改善要請により企業の自社株買いが増え
東証プライム市場では
事業法人による自社株買いにより大きな資金が流入しています。