連休中、1ドル160円を付けた後、政府・日本銀行が5兆円規模の為替介入を行った可能性があります。
その後、5月1日のニューヨーク市場の時間に3兆円規模の2回目の為替介入を行った可能性があります。
今まで為替介入は平日の日本の市場が動いているときや
ヨーロッパ市場が動く夕方が多かったですが、
今回は日本の祝日でさらに深夜という時間で
投機筋は不意打ちでした。
為替介入は限度があり
少ない回数で効果を出さなければならないのですが、
今回は効果はあると思います。
神田財務官は非常に頭のいい人なのですが、
150円を超えても今までのような為替介入をしないで、
このタイミングで為替介入をしたことはさすがだと思います。
これがうまく行けば日本銀行の利上げを遅らせることができ
国債の買い上げの量的緩和の停止も遅らせることができ
さらに円安を防ぐことができるという
いいことばかりです。
私が持っているアメリカ株にはマイナスですが、
これでよかったと思います。