少し前になりますが、三峯神社の「ご眷属拝借」をされている方から、祀っている写真を見せてもらいました。
神棚を手作りされていて「雲」を天井に貼り、しめ縄もつけていました。
写真を見たその瞬間に、来られた眷属は喜んでおられるだろうなぁ、ということが、よくわかる写真でした。
榊とお酒、お塩もお供えされていて、メッセージを読むと、お供えしている榊に花が咲いたと書かれていました。
来られている眷属が、丁寧に祀られていることに感謝をしているのですね。
読者さんは、お供えした水を幽霊が飲みにこないだろうかと心配されていましたが、「雲」と「しめ縄」で神様(眷属)の世界の結界を張っていますから大丈夫です。
三峯神社の、多くの眷属が日本全国あちこちに出張していると思いますが、心から信仰してくれるお宅にいる眷属は幸せだと思います。
(神棚は必ずしも必要ということではありません。来てくれた眷属をピュアに信仰する、大事にするという、その真摯な気持ちが大切なのです)
さて、ここで、榊に花が咲く、もしくは、たまたま買った榊に花がついていた、それが神様からのありがとうだったら、榊がいつも片方だけ枯れる意味はなんだろう? と心配になる方がいらっしゃると思います。
榊が一方だけ先に枯れる、いつもそうなる……ということで、まず考えられる原因は物理的なものです。
家の中の空気流れ、それによる気温の違いなどですね。
私の実家で一度、神棚の左側のローソクだけが消えたことありました。
お供え物をして火をつけ、手を合わせようとしたら、左側が消えたのです。
ふたたび火をともして、手を合わようとしたら、またしても消えました。
もう一度火をつけて、手を合わせ、そのあとで見たらまた左側が消えていたのです。
神様に聞いてもこれは悪い知らせではなく、風の影響とのことでした。
その日は風が強いのに窓を開けていたため、家の中にも風がびゅうびゅうと入ってきていました。
その物理的な影響で消えた、というわけです。
このようなことがありますから、空気の循環の具合で、暖かい空気がそこに集中してしまうとか、そのような物理的な理由があって枯れることが、原因として一番大きいのではないかと思います。
いえ、違います、季節を問わず、いつもこうなるのです、物理的ではないみたいです、となったら、それは神様が何かを伝えようとしている、ということです。
※続きます。
引っ越しをする時のおふだの扱い方なども書いています。
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