『プチ更年期』と呼んでいる

40代になりたての方は、まだ更年期にはほど遠いと思っている方もいらっしゃるでしょうが、更年期に似た症状が、41~44才くらいの間にやってくることがあります。
 

『プチ更年期』とは、私がつけた名称ですが、この時期が本当に辛くて、精神科に行こうかと思ったくらい精神がやられる時期があります。
これは私の経験談であり、そして、同世代の女性が抱えている問題でもありました。
 

私の場合は、42~3才の頃だったと思います。
朝起きて、家事を始めるのですが、どうにもこうにも身体がいうことを聞いてくれません。
頭では、いつものように家事を「やろう。」と思うのですが、身体が怠いというか、重いというか、とにかく「いうことを聞いてくれない。」という状態が、毎日続いたのでした。
 

怠け病?

普段やってきた家事が出来ないのは、本当に辛く、それが長く続くものだから、そのうち、自分は「怠け病」になってしまったのかも知れないと思うようになり、それが進むと、精神的な病なのだろうかと、病院へ行くことも考えました。
 

その状態が二ヶ月近く経った時に、母に自分の状態を話したのです。
 

さとう 「熱も無くて、どこかが痛いわけでもないのだけれど、とにかく身体が怠くて、動くことが出来ないの。頭では、やろうと思うのだけれど、出来なくて…。それが辛くて仕方が無いの。病院へ行った方がいいのかな?」
 

すると、母がこう言ったのです。
 

母 「ぁあ、私もあなたくらいのときに、同じ様な症状が出たわよ。でもね、通り過ぎるから大丈夫。あれこれ悩んで自分を責めると辛くなるから、『こういうときもあるのね。』くらいに思っていたら、いつか抜けるから。」
 

さとう 「え?お母さんにもあったの?そうなんだ、そういう時期があるのね。分かった。もう無理して、何かしなければって思わないようにする。」
 

母 「そうそう、怠い時には少し横になって、それから動き出せばいいわよ。」
 

母のアドバイスを受けて、怠い時には横になり、1時間くらい寝ると、身体が動くようになったのでした。
何も出来ない日もあったので、私は、家族に今の自分の状態を話し、家事が出来ない日もあるかもしれないと、伝えたのです。
 

家族は理解してくれのかどうかは、分かりませんが、口うるさい(笑)主人もそのときは、何も言いませんでした。
すると、気がついたら、身体の怠さが無くなっていたのでした。
 

自分を責めない

それから私は、同じ年くらいの友人に電話をかけ、自分の症状を話したら、その友人は、半年くらいその状態が続いていると言い、私と同じように、精神科に行こうかと思っていたそうです。
それを聞いて、また違う友人にも話してみました。
まったく同じ症状で悩んでいたのです。
 

友人達にも母からのアドバイスを伝え、気を楽にしていつか過ぎるから大丈夫と励ましたのです。
 

つい先日も40代のお客様が、同じ様な症状で悩まれていました。
随分長い期間、続いているようでした。
 

症状が長引いてしまう一つの原因は、「~しなければならない。」という責任感の強さや、真面目さにより、家事をしない(出来ない)自分を責めることにより、悪化させてしまうようです。
 

とにかく自分を責めないで、今はそういう時期なんだと気を楽にして、怠い時には横になる、ということをお勧めしました。
 

もしも、このような症状で悩んでいる方がいらしたら、参考にしてみてくださいね。
 

ただ、他の病気が隠れている場合もありますので、病院で診てもらうことも大切です。
婦人科では血液検査で、更年期障害か否かが判明するらしいので、そちらで検査を受けてみても良いと思います。
 

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