●ハロウィーンで持ち帰った霊。


今日は何を書こうかと、思ってカレンダーを見ると、

もうすぐハロウィーンですね。(10月31日)

ただ、今年のハロウィーンは、

新型コロナの影響で、例年のハロウィーンとはちょっと違う事になりそうです。

■まず、ディズニーランド・ディズニーシーでは、ハロウィーンを中止。

■池袋や川崎では、オンラインでの開催を推奨し、動画を募集。

■渋谷でも、今年は集まらないでと呼びかけ、バーチャル渋谷 ハロウィーンフェスを開催するという。

■戸越銀座では、ハロウィーンフォトコンテストを開催するという。

今年は、フォトや動画の募集やコンテストが多くなる。




例年と違うのは、アメリカでも同じで、

新型コロナが子供達に移らない様に、

■仮装でもフェイスシールド。仮装したのにマスクだと台無しですからね。

(フェイスシールド、売り切れの予感。)

■お菓子を子供に渡す時も、2m位の筒に入れて滑らせて渡すとか、

籠に入れて、玄関先に置くとか、ソーシャルディスタンスに気を付けるそうです。

■そして、お菓子はもらったらすぐ食べないで、1日2日於いてから食べる。

■家族ごとに、車で移動するパレードにする。

などの対策をするそうです。




ハロウィーンと言えば仮装ですが、

今年は、鬼滅の刃ねずこちゃんメイクが多い感じがしますよね。

ただ、竹の口かせを作るの大変そうですよね。そんな時は、

個人的には竹よりもパンが可愛かったです。



そんなハロウィーンの事を考えていると、

あるアメリカでの出来事を思い出しましたので、今日はその事を書いてみます。

 

 

 

 

 

ある時、霊能者の所に、一人の女性が相談に来ました。


家に幽霊が出る様な気がするので、調べて欲しい。」というものでした。


彼女の話によると、

彼女自身は幽霊を目撃した事は無いそうです。

しかし、彼女が飼っている犬たちが、夜中の2時頃になると、

毎日のように、きまって吠えだすのだという。

最初は泥棒でも入ったのかと思って、

部屋に鍵をかけて警察を呼ぶ用意をして震えていたというが、

翌朝調べてみると、誰も家に入って来た形跡が無い。

それなのに、犬たちは毎日のように吠える。

 

 

 



ある日、彼女は意を決して、

1階に降りて行って、犬たちが吠える方を見てみた。

しかし、犬たちが吠える方向には、誰もいないのである。

しかも、犬たちは段々と、自分の方を向きだして吠えだした。

これは幽霊が、彼女の方に近づいて来ている事を意味していた。

彼女は怖くなって、二階の寝室に逃げ帰った。

彼女が二階に逃げ帰った後も、

犬たちは二階に上がって来て、廊下で吠えていたという。



この段階で、霊能者の方は、霊視をしてみたのですが、

さっぱり原因がつかめなかったという。






そこで、さらに話を聞くと、

彼女がその家に住む様になったのは、今から5年前。

しかし、幽霊が現れ始めたのは、1ヶ月前で、

ちょうどハロウィーンが終わってからだという。

彼女はボランティアで、犬猫の保護活動をしていて、

彼女自信もラブラドールレトリバー2匹とビーグル犬一匹を保護して、

一緒に暮らしているという。

ただ、不思議な事に、幽霊に対して吠えるのは、

ラブラドールレトリバー2匹だけで、ビーグル犬は吠えないらしい。



結局、霊能者の方は、彼女の自宅に行って診る事になった。

夜11時頃に彼女の自宅に着くと、まずは犬たちと交流して仲良くなったという。

普通なら、この段階で、幽霊の正体が分かったりするのだが、

今回は、家に上がっても、まったく幽霊の気配や痕跡が見つからなかったという。

そこで、霊能者の方は、

そのまま1階の居間で、電気を消して幽霊が現れるのを待った。




すると、夜中の午前2時頃だった。





1匹のラブラドールレトリバーが庭の方に向かって吠え始めたのです。

それにつられる様にして、もう1匹のラブラドールレトリバーが吠えだした。

ビーグル犬もむっくと立ち上がるが、吠えない。



やがて、その霊は霊能者の前に姿を現わした。



「あっ、

 動物霊だ。」


霊能者の方は、その動物霊に近づくと、

それはまた庭に出て行ったという。



そこで、霊能者の方も家を出て、その動物霊を追いかけた。



すると、途中で見失ったのですが、

気配からすると、

相談者の家から約100m位離れた家に消えて行った感じがしたという。

 



そこで、霊能者の方は、相談者の彼女に、

「あの家は、ご存知ですか?」と聞くと、彼女は、


「はい、1ヶ月前、

 その家で行われたハロウィーンのパーティに参加しました。」という。


彼女の話によると、その家は彼女の友人の家で、

ハロウィーンの時に、仮装して参加して、

その時に、彼女のビーグル犬もスヌーピーの仮装をさせて連れて行ったという。


その後、彼女の家に幽霊が現れ始めたという訳である。





そこで、霊能者の方は、もう一度その家の前に行ってみて、霊視を始めた。


すると、一匹のビーグル犬が見えたという。

そのビーグル犬は、虐待され殺されてその家に裏庭に埋められているという。



その後、分かった事だが、

彼女の友人がその家を買う前の家主が、

ビーグル犬を虐待して殺して埋めたらしい。という事が近所の方からの話で分かった。

霊能者の方のアドバイスで、彼女は、

殺されたビーグル犬が埋められている場所に、簡単な墓を作り、お祈りしてあげた。

すると、それからは、彼女の家に幽霊が現れる事は無くなったという。




霊能者いわく、

その家で行われたハロウィーンパーティで、

彼女が連れて行ったビーグル犬が、とても可愛がられていて、

その様子を見た、虐待されて亡くなったビーグル犬の霊が、

この優しい人だったら、ボクも供養してくれるのではないかと期待して、

彼女の家について来た
のではないかという事だった。


END