GoToトラベルとか

GoToイートとか

 

いろいろ騒がしいご時世です。

私は来年2月に東京のホテルを予約しましたが、ネットのなんたらトラベルとか旅行代理店を通じてじゃないので、

ぜんぜん割安でもなく、

ただいつも利用しているホテルの最安値を予約しただけ。（笑）

 

この時期だからといって、いいホテルで過ごそうとか。

ﾅｲﾅｲ。

 

奥さんとの旅行だったら考えますけど、鑑定会のためのものなので。

 

感染状況などを見て、実際に2月に東京へ行くかどうかは判断しますが、逆に行くならここしかないというようなポイントで予定だけは組んでみました。

宿泊先だけは予約しておかないと、どうにもならないですからね。

 

ところで、GoToなんたらですが。

 

私は個人的に、まあいいんじゃないかと思っています。

批判的なご意見もあろうかと思いますが。

 

というのは、以前はホテル、そして飲食に関わる業界に身を置いていたわけで、その立場からするとこれは確かにありがたい。

観光業や飲食業界というのは、不況になったときに一番早く被害を受け、そして回復するのは一番あとという世界です。

 

たちまち火が消えたようになり、かすかな熾火をなんとか長らえさせているうちに、あまり長期にわたるともう息絶えてしまったり。

そういうことが起きやすいわけです、業界として。

 

こういうのはリアルに見てきましたし、そんな中でドラスティックな「人切り」などが容赦なく行われるのも見てきました。

 

これに従事する人たちは、言えば、安定した社会と、適度に資金が環流する世相に支えられているわけです。

 

こういう支援策がないと、今はとても持たないというところは多いかと思います。

 

……

というのは、まあ、私の過去の経歴が感じさせていることで。

実際には、観光業や飲食業だけじゃなくて、もっと切実なところがたくさんあるんだよ！　とお怒りの方もいらっしゃるのは重々承知しております。

 

正直、私は政治家とか、行政の長みたいなものには向かないだろうなーと思います。

私だったら、できるだけ公平を期そうとして、結果的にいずれの分野にも効果が薄いというようなことをやりかねません。

 

どの分野にも効果の出る、余るほどの財源があれば別ですが。

 

たいがい、そうじゃないんで。

 

批判するのはとても簡単なのですが。

でも、本当に自分がそれを舵取りするなら、批判を覚悟で何かの方針を示さないといけない。

 

結果的に何が良くて何が悪かったのかなんて、それこそ結果が出ないと分からない。

結果いかんによったら、責任云々の話にもなりますが。

それは受け入れていくというのが、あるべき「長」の姿なのかも知れません。

 

なんだか、博打みたいですね。（笑）

 

いやいや、それ以前に情報のリサーチと分析というのもありますけど。

それは通常の話。

 

でも、今回の「世界初」みたいな事態で、どう予測しろと？

 

よくTVのコメンテーターが、コロナ禍での政府の対策が「場当たり的」みたいな批判をされる人もいるのですが、世界初の事態で場当たり的でないやり方って……

 

じゃ、どういうのが場当たり的でないのだろうか……

 

予測できない嵐の中で航海しているわけで、必死で舵を取っていくしかないし、その時には目の前に出てくる岩礁とか海流とか風向きとか、とにかく見て感じて対応していくしかないのでは……

 

とか、いろいろ思います。

あ、べつに政権擁護じゃないんで。

 

私なりの感覚では、そう思うというお話。

 

でも、私など視野が狭くて、もっと大きな視野や情報、知識を得ている人なら、ここに書いているような内容ではなく、「予測できない嵐の中を正確に正しく航海する術」を知っている人がいるのかもしれませんよね？

この現実の中で。

 

でも、私たち、多くの人たちはそういう超高度な領域に達していませんし。

 

だから、とりあえず今までも、これからも、嵐の中をうまく漕ぎ渡っていくしかない。

そのときの自分のBestかBetterを信じて。

 

自分の中の羅針盤を信じて。

 

と、思っているゼファーなのです。