皆さまこんにちは。

 

こういうお仕事をさせていただいていると

 

敏感体質、共感体質の

 

ご相談も大変多くいただくことが多くて

 

「相手の気持ちがわかり過ぎてしんどい」

 

というご相談なのだけど

 

わたしが思うに

 

共感体質の人って一つ勘違いしてることが

 

あるんですよ。

 

 

それは

 

「自分で感じ取ったことがすべて正しい」

 

という勘違いです。

 

共感体質、敏感体質というのは

 

たしかに相手の発している波動に

 

敏感だとは思います。

 

しかしね、これ、霊能者スクールや

 

ヒーリングスクールで口を酸っぱくして

 

言ってることがあるんだけど

 

あなたが感じたことは

あなたのフィルターを

通したものであって

その時点で誤訳が

あって当然。

とですね。

 

だから自分が受け取った感覚「だけ」を

 

相手に伝えてしまうと

 

ものすごく

 

ひとりよがりでとんちんかんな鑑定

 

になってしまうよ。と

 

まぁ、このように教えているわけです。

 

わたしがスクール生、研修生、

 

そしてお弟子さんに教えているのは

 

自分の直感を信じなさいという

 

ふわスピの世界にありがちな教えではなく

 

「自分の感覚は疑え!」ってことです。

 

カウンセラーたるもの

 

自分の勝手な感覚で相手をジャッジするのは

 

プロ失格っていうか仕事したらダメなレベルです。

 

今回鑑定士募集で

 

「わたしは共感体質で相手の気持ちが

 

わかるので応募しました」

 

という人を全員不合格にしたのも

 

そこから間違ってるからってのが理由です。

 

じゃあわたしたち

 

プロのスピリチュアルカウンセラーは

 

どうやってお客様の気持ちに寄り添うのか?

 

それは傾聴というしっかりとした

 

技術です。

 

「わたしはエンパスなので

相手の気持ちがわかるんです」

 

と言う人に限って、

 

「被害者意識」や「無価値観」「自己不信」

 

「人間不信」というフィルターを通して

 

感じた感情をジャッジします。

 

これさ、すごい損してると思うんですよ。

 

 

 

・・・って、なんかわたし偉そうに言ってますけど

 

実はわたしもプライベートでは

 

おもいっきり

 

このタイプなのです。

 

 

だから誉め言葉を聞いても

 

なんかざわざわしてきて

 

昔はこれ相手に悪意があると思ってたけど

 

 

このざわざわはわたしが勝手に

 

その言葉や伝わってくる好意の感情を

 

捻じ曲げて解釈した結果

 

「からかってるだけ、社交辞令」

 

という完全な悪意に解釈しちゃうわけです。

 

 

ついこの前もね、とあることで

 

わたし、一人でぷんすかしちゃって

 

N先生とお電話で話したときに

 

愚痴ったら

 

「れいみ先生、それたぶん

 

解釈を間違ってますよ」

 

とN先生がその件について

 

説明してくださって

 

確かにN先生の御意見の方が

 

正解だと腑に落ちて

 

要するに

 

そのぷんすかな件に関して

 

わたしの被害者意識の強さが

 

そのような勝手な妄想を作り出し

 

勝手に一人で怒っていただけという

 

事件があってですね笑い泣き

 

 

 

51にもなって被害者意識丸出しなんて

 

本当痛いなと自分で

 

自分を叱りつけたばかりなのです。

 

 

 

「いいえ、わたしはあなたなんかと

 

違います!!

 

なんてったってエンパスなのですから

 

好意や悪意の区別ぐらいつきます」

 

って人もね、それね

 

どうしたって

 

自分の主観が入ってるんだってば。

 

 

それにエンパスって言いたがる人って

 

まぁ、わたしもそうだけど

 

だいたい被害者意識、被害妄想

 

人間不信、自己不信だからさ。

 

 

わたしらのフィルターってね

 

普通の人よか

 

めっちゃ汚れてるんですよ真顔

 

 

だからエンパスだからなんだからと

 

勝手に人の気持ちを決めつけるの

 

もうやめたほうがいい。

 

 

わたしもやめる努力をしているので

 

このブログみてる

 

自称エンパスさんも一緒にこの悪習慣

 

やめちゃいませんか?ラブ

 

 

これね、実は霊視も同じなの。

 

何かしらのインスピレーションを

 

受け取ったとき、ここですでに

 

自分のフィルターに引っかかってるの。

 

そして言葉にする段階で

 

相当、主観が入るのです。

 

 

だからこそわたしは

 

「自分の直感でしゃべるな!」

 

「お客様の話の「真」を

 

ちゃんと聞く努力をしなさい!

 

答えはお客様のお声、お話の仕方

 

おっしゃってる内容ここにしかないのだよ」

 

という話を生徒さんたちや

 

お弟子さんたちに伝えるのです。

 

といっても

 

これこそ非常に難しい事ですし

 

だからこそ「修行」なんですけどね。

 

 

自称霊感や直感で思った事だけ

 

なぁんも考えず言うんだったら

 

そこへんのなんの修行もしてない

 

スピリチュアルマニアにでも

 

出来ることですからね。

 

自分の事を勘がいいと思ってる人ほど

 

思いっきりミスリーディングしている傾向が

 

強いので気を付けましょう。

 

どうしたらミスリーディングしないかって?

 

それは

 

「わたしはこの言葉をこう受け取ったけど

 

わたしの主観が入ってるかもしれない」

 

という気持ちを持って人の話を聞くことですね。

 

で、疑問に感じたら深読みするんじゃなくって

 

ちゃんと本人に聴けばいいんです。

 

本人に聴けない場合は

 

とにかく「憶測」はやめましょう。

 

「何となく感じた」もやめたほうがいいでしょうね。

 

あ、でも、もしそれが「わたしのこと好きだと感じた」

 

とかいう前向きなものだったら

 

それは信じちゃっていいんじゃないかな?

 

それがたとえ勘違いであっても

 

「わたしのこと好きかも」

 

と自分が感じる人にわざわざ

 

不愉快な態度を取らないで済むし

 

その思い込みが相手にも伝わって

 

関係を深めることもできる可能性もありますし。

 

一番良くないのは

 

勝手に「あの人の悪意がどうたら」

 

とか「あの人にエネルギーを奪われている」

 

とかマイナスな思い込みを

 

そのまま信じないこと。

 

 

いい直感、素敵な感覚だけを

 

信じるようにする。

 

そうしているうちにだんだん

 

自分の感覚が研ぎ澄まされていくのは

 

これ本当の話です。

 

わたしもまだまだ修行が足りませんが

 

昔に比べて、激しく極端な勘違いまでには

 

発展しなくなったかな?

 

共感体質の皆さん、わたしとともに

 

いい感情だけキャッチして

 

万が一受け取ってしまった

 

悪い感情、エネルギーは

 

「思い込みかもな」

 

で片づけて塩風呂にでも入る。

 

あんまり気にせず、さっさと気持ちを

 

切り替えるたくましさを

 

身に着けて行きましょうね。

 

それではどなたさまも素敵な午後を♥