・・・引退・・・鑑定126ー10
タイさんが、周りを見渡す
タイ「よ、よしここなら大丈夫だ
出しちまえ」
イチ「いっな、なには、吐くのか
ふ、袋袋」
透明「は、離れて・・・。」
私はフラフラしながら、周囲に
足で魔法陣を描き、結界を張る
イチ「」
タイ「イチとにかく、離れろ
こいつが土に描いた円から出ろ」
泰蔵さんと一之丞さんが離れたのを見計らい…
透明「はぁ~~~~~~~~っ」
透明先生の身体から、白いモヤのような
ものが立ち上る
イチ「ゾクッ」
タイ「・・・・イチこれ持ってろ」
イチ「何だこれオリーブ」
白いモヤは、一つにまとまり形をなしてゆく
透明「くっ結構、デカイな・・・。
揚羽六羽タイさん達を守って」
揚羽「はい」
六羽「うん」
イチ「な、何だよこれ」
タイ「普段視えねぇ~俺でも、薄っすら視える
コイツは、やべーな」
「お・ま・・・えか・・・。」
頭の中に声が響く
透明「ふ~っさあ、やろうか」
透明先生が、白いモヤに向かって構え直す
それと同時に、白いモヤは一つの塊となる
先程の悪魔だ
私は悪魔祓いの後、安藤さんから離れた
悪魔を、自分に寄生させ捕まえていた
それには理由があるのだが・・・。
悪魔「我・・・*+#○△☓・・・崇めよ」
悪魔の名は、聞いただけで呪われてしまう
通常、名乗る悪魔はそれを知っているため
牽制として使ってくるが、私達のような経験があるものは、
名を認識しないことで、その呪いを回避する術をもっている
悪魔「・・・ほう・・・・」
透明「悪いが、付き合う気は無い
さっさと手の内を見せたらどうだ」
悪魔「ククククッ・・・クケケケケケッ」
透明「」
悪魔が大きなカエルの化け物のような
姿を形成する・・・。
イチ「と、透明早く、ヤッちまえ」
タイ「」
悪魔「クケッ」
透明「まずい」
イッちゃんの言葉に、触発され
悪魔が瘴気を巻き散らす
タイ「イチ」
タイさんが、イッちゃんに覆いかぶさり
イッちゃんの口元を塞ぐ
イチ「むぐ、むごお」
タイ「うっ」
泰蔵さんが、心臓を抑えて苦しんでいる
揚羽「ご主人すみません」
六羽「うわ~~~~っ
泰蔵おじちゃんす、すぐ治すから」
さすがの式神達でも、空気中に散布された瘴気から
泰蔵さんたちを守ることは不可能
一度放たれた瘴気は、一瞬で消えるが、
吸い込んでしまった瘴気は、身体を一気に蝕む
式神の中でも、六羽ならその瘴気を浄化できるが
年齢的にも衰えている泰蔵さんの体力が
透明「六羽間に合うか」
六羽「わ、わかんない」
透明「六羽何とか間に合わせろ」
六羽「わ、わかった頑張る」
イチ「と、透明誰と話してるんだ
お、親父が親父が」
イッちゃんには、式神は視えない
透明「イッちゃんタイさんから、離れて」
イチ「で、でも、お、親父が」
透明「お前は自分の親父の強さを
信じられないのか
今、治療しようとしているんだ
とにかく、離れろ」
イチ「」
タイ「い・・・いち・・・。」
イチ「お、親父」
タイ「透明を・・・信じろ・・・。
だい・・じょう・・ぶ・・・離れてくれ・・。」
イチ「わ、わかったわかったから頑張ってくれ
死ぬなよ俺をおいて行くなよ・・・」
タイ「こん・・な・・と・・こで・・・
・・・くた・・ばるかよ・・・。」
イッちゃんは涙を拭いながらその場から距離を取る
透明「・・・お前は許さん」
ものすごい怒気が辺りに充満する
悪魔「クケケッ」
その気に当てられ、悪魔も私だけに集中しなおす・・・。
揚羽「ご主人泰蔵様は六羽先輩に任せました
加勢します」
そう言うと、黒揚羽が悪魔に攻撃を仕掛ける
しかし、攻撃は空を切る
中級悪魔は、思念体・・・直接触ることはできず
ダメージを与えることもできない
揚羽「くっ全然、当たらない」
透明「揚羽悪いが、続けてくれ
お前が相手をしている間に、術式を組み上げる
時間を稼いでくれ」
揚羽「で、でも・・・」
透明「わかってる
人間に悪魔を消滅することはできない
なら、やることは1つだ」
揚羽「YESBOOS」
そう言うと、黒揚羽は再び悪魔に攻撃を仕掛ける
人間には、悪魔を滅ぼすことができない
これが私が身を挺して悪魔を捕まえていた理由だ
それならば
私は、術式を組み上げ始める
続く・・・。
タイさんが、周りを見渡す
タイ「よ、よしここなら大丈夫だ
出しちまえ」
イチ「いっな、なには、吐くのか
ふ、袋袋」
透明「は、離れて・・・。」
私はフラフラしながら、周囲に
足で魔法陣を描き、結界を張る
イチ「」
タイ「イチとにかく、離れろ
こいつが土に描いた円から出ろ」
泰蔵さんと一之丞さんが離れたのを見計らい…
透明「はぁ~~~~~~~~っ」
透明先生の身体から、白いモヤのような
ものが立ち上る
イチ「ゾクッ」
タイ「・・・・イチこれ持ってろ」
イチ「何だこれオリーブ」
白いモヤは、一つにまとまり形をなしてゆく
透明「くっ結構、デカイな・・・。
揚羽六羽タイさん達を守って」
揚羽「はい」
六羽「うん」
イチ「な、何だよこれ」
タイ「普段視えねぇ~俺でも、薄っすら視える
コイツは、やべーな」
「お・ま・・・えか・・・。」
頭の中に声が響く
透明「ふ~っさあ、やろうか」
透明先生が、白いモヤに向かって構え直す
それと同時に、白いモヤは一つの塊となる
先程の悪魔だ
私は悪魔祓いの後、安藤さんから離れた
悪魔を、自分に寄生させ捕まえていた
それには理由があるのだが・・・。
悪魔「我・・・*+#○△☓・・・崇めよ」
悪魔の名は、聞いただけで呪われてしまう
通常、名乗る悪魔はそれを知っているため
牽制として使ってくるが、私達のような経験があるものは、
名を認識しないことで、その呪いを回避する術をもっている
悪魔「・・・ほう・・・・」
透明「悪いが、付き合う気は無い
さっさと手の内を見せたらどうだ」
悪魔「ククククッ・・・クケケケケケッ」
透明「」
悪魔が大きなカエルの化け物のような
姿を形成する・・・。
イチ「と、透明早く、ヤッちまえ」
タイ「」
悪魔「クケッ」
透明「まずい」
イッちゃんの言葉に、触発され
悪魔が瘴気を巻き散らす
タイ「イチ」
タイさんが、イッちゃんに覆いかぶさり
イッちゃんの口元を塞ぐ
イチ「むぐ、むごお」
タイ「うっ」
泰蔵さんが、心臓を抑えて苦しんでいる
揚羽「ご主人すみません」
六羽「うわ~~~~っ
泰蔵おじちゃんす、すぐ治すから」
さすがの式神達でも、空気中に散布された瘴気から
泰蔵さんたちを守ることは不可能
一度放たれた瘴気は、一瞬で消えるが、
吸い込んでしまった瘴気は、身体を一気に蝕む
式神の中でも、六羽ならその瘴気を浄化できるが
年齢的にも衰えている泰蔵さんの体力が
透明「六羽間に合うか」
六羽「わ、わかんない」
透明「六羽何とか間に合わせろ」
六羽「わ、わかった頑張る」
イチ「と、透明誰と話してるんだ
お、親父が親父が」
イッちゃんには、式神は視えない
透明「イッちゃんタイさんから、離れて」
イチ「で、でも、お、親父が」
透明「お前は自分の親父の強さを
信じられないのか
今、治療しようとしているんだ
とにかく、離れろ」
イチ「」
タイ「い・・・いち・・・。」
イチ「お、親父」
タイ「透明を・・・信じろ・・・。
だい・・じょう・・ぶ・・・離れてくれ・・。」
イチ「わ、わかったわかったから頑張ってくれ
死ぬなよ俺をおいて行くなよ・・・」
タイ「こん・・な・・と・・こで・・・
・・・くた・・ばるかよ・・・。」
イッちゃんは涙を拭いながらその場から距離を取る
透明「・・・お前は許さん」
ものすごい怒気が辺りに充満する
悪魔「クケケッ」
その気に当てられ、悪魔も私だけに集中しなおす・・・。
揚羽「ご主人泰蔵様は六羽先輩に任せました
加勢します」
そう言うと、黒揚羽が悪魔に攻撃を仕掛ける
しかし、攻撃は空を切る
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ダメージを与えることもできない
揚羽「くっ全然、当たらない」
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お前が相手をしている間に、術式を組み上げる
時間を稼いでくれ」
揚羽「で、でも・・・」
透明「わかってる
人間に悪魔を消滅することはできない
なら、やることは1つだ」
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そう言うと、黒揚羽は再び悪魔に攻撃を仕掛ける
人間には、悪魔を滅ぼすことができない
これが私が身を挺して悪魔を捕まえていた理由だ
それならば
私は、術式を組み上げ始める
続く・・・。
昴と透明先生のお店
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是非ごらんください
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わ、わ、わ💦
泰蔵さん大丈夫。 六羽ちゃん泰蔵さん助けて!
悪魔と鬼と、どうちがうのか?っていうのはずっときになってたことだったので、すごく興味深くよんでいます。ありがとうございます。
前に、牧師さんとお話しする機会があったのですが、教会に通う信者さんの娘さんに憑りついた悪魔を聖書を読み上げる方法で撃退(カッコいい!)してみたことがあったけど、結局仕返しをくらって命からがら霊能者の方に助けを求めて、なんとかしてもらったと聞いたことがありました。
そのときは、はぇえ~怖い~~~と聞いていましたが、やっぱり悪魔相手はすごく大変なのですね…。
私がたまにお世話になっている霊能者さんも、悪魔とは話して(依頼者の体から)出てってもらうのだとおっしゃっていて、祓わないのだな…?なにか理由があるのかな?と不思議におもっていましたが、とてもよく理解できました。
続きがとっても楽しみです。
悪魔の印象ってどれも余裕のある感じだったけど、人の手でどうにかできるものでもないのを知っているからなんだろうか・・・
タイさん無事だといいですが
世情対策としてもいいですが、念の作用も魅力的ですね
読んでいて気になることがあってのでリクエストなんですが、単念法と多念法についてもう少し詳しく話を聞ければと思いました
私事ですが、商品説明にもあるように、自分の想いとは別に外的な条件が強く影響して、いろんなことをやってるうちに本来の目的とは違ったベクトルに向かっていくのは感じていました
現状は夢半ばで諦めている状態ですが、何か近しい人の話があれば聞きたいなと思いました
それと、ネット上で「これからは個人の才能を生かす時代」みたいな記事をよく見かけるようになりましたが、これってどうなんでしょうか?
現実として生きるには社会的な考えも大事だし、人生の観点では個人の目標達成も大事だと思うし、一つを選べば一つを失うジレンマに悩まされます
どれだけの人が興味あるかは分かりませんが、無理のない範囲でお願いします
透明先生はどうするのかも気になりマス
陣さんの法具楽しみです〜(o´∀`o)
干柿、好物なのでつい食べ過ぎてしまいます(笑)
やはり麹と豆乳かなぁ〜(^_^;)
載せないのは、きっと目からでも縛られるんですね💦
軽い興味本位としても危険な場合もありますし、御配慮に感謝いたしますm(_ _)m
そして泰蔵さんの反応の早さに驚きました、泰蔵さんも太元導師さまみたく、見た目以上に若いのかも
精力的に法具が発表あるのは核石が用意出来てる=先生も泰蔵さんもご無事であるからと、か弱いハートを震わせて(?)次回記事をお待ちしています
毎回、昴さん製作の美しいフォルムの可能性に感動する一方で、キョウダイ皆さんの力も必要となる状況に緊張しています。
先生の昔の記事の、まだ余裕ある、わちゃわちゃ感が愛おしくて(ノД`)
悪魔は人間じゃ消滅できないんですね😮
何処かに返すのか、秋葉権現様みたいに迎えにきて貰うとか?それに思念体なんですね…本体は別にあるのかな🤔
まだまだ謎だらけ👿
タイさん大丈夫かなぁ😢瘴気ってホントに恐ろしいですね。
先生も大丈夫でしたか?悪魔飲み込んで吐き出せる人は映画でも見たことないです😲
陣さんの法具♥️これまた凄いですね✨
いつかお迎えして陣さんともお揃いになりたいです🤗