占い師・真木あかりのブログ

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2020年12月30日、かに座満月。激動の1年を締めくくる、原点回帰のタイミング。

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2020年12月30日、かに座で満月が起こります。2020年は1月11日にかに座月食(満月)で幕を開け、6月21日似かに座日食(新月)、7月21日にかに座新月、そしてラストにかに座満月で締め、となるわけですね。

月はかに座の守護星にして、心そのものや感情を司る惑星です。そしてかに座は「原点回帰」の場所。土星のやぎ座滞在ラストイヤー、グレート・コンジャンクションにミューテーションと、怒涛の”時代の変革期”に際して、常に「原点回帰」を求められていたのかもしれません。かに座が自分の殻のなか――「大切だ」と認めたもの――を、ときに激しい一面を見せて守り抜くように、「I feel」というかに座を表す言葉のように、自分を大事にしたい最後の満月と言えるのでしょう。

思えば早春の頃から新型コロナウイルスの話題が持ち上がり、不穏な空気が世界中に飛び火するまではあっという間のことでした。教科書のなかでしか見たことのないような疫病の伝播をリアルタイムに見つめ、日本も感染状況が深刻化するなかでのグレート・コンジャンクション、そして風の時代の到来です。激動、という言葉がしっくり馴染むこの1年の締めくくりとして、象徴的な満月だなと感じました。

 

来年を展望するなかで、ぜひやっておきたいのがやはり「原点回帰」です。時代の節目の渦中にあって、自分の根っこのところがあやふやでいては、振り回されてしまうこともあるでしょう。自分が自分らしくあるために、守りたいもの・安心できるもの、認めたものなどをぜひ、振り返ってみてはいかがでしょうか。誰かの言葉でふと、自分でも意識していなかった原点に気付かされるということもあるかもしれません。

考えがまとまらないときは、まずは自分を大切に。ここでいう「大切に」は、抽象的な概念ではありません。物質として大切にする、ということです。おいしいご飯を食べさせ、ふかふかのおふとんでよく寝かせてあげる。そこからふと自分を振り返ってみると、見えなかったものが見えてくるのではないだろうかと思います。

どなたにとっても、良い満月となりますように。

 

(余談)

これを書いているのが29日の22時すぎなのですが、どう考えても仕事がおさまりそうにありません。昔、ゆく年くる年が流れるなか31日締切の原稿を書いていたら親に「そんなに働かなくてはいけないほど貧乏なのか」と泣かれたのですが、今年もそうなりそうな悪寒、ちがう予感。いや貧乏のほうがじゃなくてゆく年くる年のほう…

というわけで少々そっけない記事になりますが、そろそろ原稿に戻ります。俺たちの2020年はこれからだ!(若干の手遅れ感)

 

あ、でも自主企画コンテンツは書けました!年内に出します。またご覧いただけますと幸いです。

 

(以下宣伝です)

2021年上半期の運勢本、今年もお陰様で出させていただきました。グレート・コンジャンクション後の半年を読み解いております。12星座ごとの分冊版もあります。

 

 

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