占い師・真木あかりのブログ

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2021年1月7日、火星おうし座入り。2021年の始まりは、熱くまなざしを注ぐものの変化から。

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2021年1月7日、火星がおうし座に入ります。火星は「情熱と闘いの星」。負けるもんか、という情熱をもって立ち向かう。野心を胸に秘めて努力する。思いを貫く。そんな気持ちを呼び覚ます惑星で、やる気を持つ対象や胸に秘めた思い、やる気のありかなどに変化が訪れます。怒り、攻撃性などとして出る人もいるのでしょう。

火星がひとつの星座に滞在するのは1ヵ月半程度。「何を犠牲にしてでも頑張るぞ」と思えるのはすごいことですが、初速は良くてもどうしたってダレてくるものです。メチャクチャに怒って「ギッタギタにしてやるぞ」と思っても、怒りはだんだんおさまってくるものです。そういうとき、もしかして火星の移動が絡んでいるタイミングだったり、するかもしれません。火星が滞在する場所によって情熱の対象となるテーマは変わり、自分から熱意を燃やしたり、あるいは燃やさざるを得ない出来事が起きたりします。そして、無我夢中で頑張ることで、私たちはまたひとつ強くなる、ということになります。

さて、その火星は2020年6月28日、おひつじ座に入りました。「そんないにしえの話をされても」と思われる方も多いかもしれませんが、実はそこから半年あまり、火星はずっとおひつじ座にいたからです。さきほど、火星がひとつの星座に滞在するのは1ヶ月半程度と申し上げました。ですので、随分長居していた…ということになります。

さらにいえば、おひつじ座の守護星は火星です。火星が最もストレートにその力を発揮する場所で、ふんばっていたわけですね。

ひとつのテーマにおいて、痛いほど努力していたという人は少なくないかもしれません。いつもならパッと忘れてしまうようなことも、なぜか心のなかでくすぶって「ああ、自分は怒っているのだ。これに関してはどうしたって寛容になるわけにはいかないだ」と気付いた人もいるかもしれません。誰かとバッチバチに闘って、自分を貫いた人もいるでしょう。2021年年明けに至るまでの時間は、熱くて激しい”特別な時間”だったのですね。

 

その火星が1月7日、おうし座に入ります。半年ぶりに「ほなそろそろ行きますわ」という感じでひらりと移る。ここからは、世の中的にも怒りや情熱が「パッといったらドン」的な感じから、「じっくりねっちり」という感じに変わります。あきらめない粘り強さ、持久力といったものが人々の心のなかに広がっていくだろうと思います。

 

以下、星座別の「情熱が向かう先、源動力になりうるテーマ、怒りを感じやすい出来事」について記しておきます。ご参考にしていただけますと幸いです。期間は2021年1月7日から3月4日までです。

 

★おひつじ座 自分で稼ぐお金、買い物、スキル
★おうし座 負けたくないこと、プライドを持っていること
★ふたご座 心のなかで密かに思っていること、秘密にしていること
★かに座 仲間に関すること、未来に関すること
★しし座 仕事、キャリアアップ
おとめ座 自分なりの新年や理想、哲学について
★てんびん座 人と深く関わること
★さそり座 パートナーシップ(恋でも、仕事でも)
★いて座 健康(ワーカホリックになりやすいので、注意という意味で)、日常的な雑事
★やぎ座 恋、自己表現、創作、趣味、子ども
みずがめ座 家族、住まいのこと
うお座 コミュニケーション、勉強、移動

これらのテーマについて、やる気が高まってきたならアクセル全開でぶっこんでいくといいと思いますし、意図せず「突きつけられる」ようなことがあれば「ここは一発気合でやるしかないな、スピーディーに攻めの姿勢でいこう」と戦略を立ててみるといいでしょう。また、もし――もし、ですよ!――上記のテーマで妙に争いや衝突が起こるのであれば、「ひょっとして火星かな。自分が悪いとか思いすぎずに、ぶつかるだけぶつかってみよう。そこを突破口に、現状を変えていくんだ」なんて思ってみるのも、いいだろうと思います。なぜだかわからない衝突って、不安だし怖いし、自分が悪いんだろうかとかムダに自分を責めたりするものです。でも、「ひょっとして火星」と思うことから湧いてくる勇気だって、あるだろうと思うのです。

このへんが、占いを「使う」ということですね。

 

ちなみにいて座の私は、この半年間は「恋、自己表現、創作、趣味、子ども」にスポットライトが当たる星回りでした。このなかでは、「自己表現」を徹底的にやったという自覚がありますね。中途半端なことができなくなって(といっても、普段は中途半端にやっているのかというと、もちろんそんなことはなくて)、徹底的に時間と精神力を投入する日々でした。そうしろと言われたわけではないのに、「自分がやりたい」んです。「そこそこ」とか「まあまあ」といったことは、考えられませんでした。結果としてもうずっと睡眠不足で、次の「健康」というテーマが目に突き刺さってくるようです(笑)そう、火星が健康のテーマを刺激するときって、「健康に情熱を注ぐ」というよりは「ガチで頑張りすぎて健康を攻撃する」という感じになってしまうのですよね…結果として「健康に情熱を注ぐ」ということに笑

火星は攻撃性や怒りといった物騒な部分もありますが、火というものはほどよく使えばとても役に立つものです。だから、火星の意味合いや移動スケジュールをちょっと頭に入れておくと、モチベーションコントロールややる気をなくしたときの対処といったものが、非常にしやすくなるのではないかと、私は考えています。

どなたも、良い火星おうし座期にしていかれますように。

 

(どうでもいい近況)

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

この新年は我が魔窟、いえもとい書斎の整理をすると高らかに宣言していたのですが、なんだかんだと仕事をしてしまいまったく手をつけられないまま過ぎていこうとしています。気づかないふりをしてきましたが、どう考えても本棚と本の量が合っていない気がするんですよね。夫にバレるとアレだなと思ってできるだけ部屋を薄暗くして過ごしてきたのですが、この間それとく聞いたところ完全にバレていました。このままでは坂口安吾と呼ばれかねない。

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しかし、しかしです。ふとひらめいてしまったのですが、むしろ坂口安吾レベルの文豪になればいいのでは…?そうすれば、書斎の散らかりっぷりも「さすが」と思ってもらえるのではないだろうか。

机の上だけでもやるか…(現在の坂口安吾度:60%)

 

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