結婚詐欺疑惑に絞って。
ネット記事：
「佳代さんは現在も、亡くなったご主人の遺族年金を受給していると聞きます。実は、死別後に別の相手と一度でも内縁関係になった場合、その時点で遺族年金の受給資格は失われるのです。内縁関係を解消しても、受給資格が復活することはありません。国が返還要求を行えるのは5年間です。仮に佳代さんとX氏に内縁関係があったなら、現在からさかのぼって5年分は不正受給となり、全額返金しなければなりません」
佳代さんもその危険性は認識していたようで、婚約直後、X氏に次のようなメールを送っている。
《主人の年金を受け取っている間は内縁の関係にはなれません》
《私達の事実婚はなるべくどなたにも知られたくないのです》
→《主人の年金を受け取っている間は内縁の関係にはなれません》 と書いてあります。
前記事に書いたように遺族基礎年金は子が１８歳になるともらえなくなりますが、遺族厚生年金は再婚しない限り一生涯もらえますので、ずっと内縁関係にも婚姻関係にもなれないということです。
Ｘ氏とすると、その内遺族年金はもらえなくなるのでは？とでも思っていたのでしょうか？無知は怖いですね。
→つまり、「婚約」といっていますが、実際には結婚には移行できないのですから、これは結婚詐欺では？ということです。
→Ｘ氏側とすれば、遺族年金について詳しくなく、その内結婚できるだろうと思っていたのに、金を貢がされ続けるばかりだったのでギブアップした、というところでしょう。変なプライドから、貢がされたとか、だまし取られたとか思いたくなかったので、強く返金を求めなかったのでしょう。
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