さして需要の無い記事

でしょうけど

言わずに気が済まない😆

 

10月4日、

岸田文雄氏が

第100代の

内閣総理大臣に指名され、

岸田内閣が発足予定です。

 

自民党総裁選の個人的総括を

動画にしました。

 

なぜ岸田さんは勝ったのか?

 

なぜ河野さんは負けたのか?

 

私ならではの答えになっています!

 

 

この動画では、

 

岸田人事は存在せず、

麻生太郎式人事だ。

 

実態は

麻生太郎院政政権だと

申し上げています。

 

補足すると、人事って

その人のスタイルが出ます。

 

小泉純一郎さんが

総理・総裁時代の

人事のスタイルは

 

自民党の幹事長に

自分の言うことを

忠実に聞く人を置き、

 

政敵の力を分断する

大臣・党幹部人事を

おこないました。

 

たとえば

Aさんが政敵なら

Aさんの同志を

大臣や党三役に抜擢して

仲を悪くさせ、

 

A派が政敵なら

A派の非主流で実力ある

人物を抜擢して

A派の力関係を、自分に

有利にします。

(A派のボスより、
自分の言うことを聞いた方が

得だと分からせる)

(今回の組閣だと

敵対した二階派の中から、

甘利さんと同調した

若手議員を大臣に抜擢)

 

あるいは、

野党から移籍した実力派を

抜擢し(二階さんのこと)、

野党の議員を寝返らせて

自民党に引き込むのも

お上手でしたね。

 

性格が悪く、かつ

人間関係に通じている人

じゃないとできない

判断です^^

 

総理・総裁の人柄や洞察力が

人事に出るので、

 

岸田さんのスタイルが

どんなものか

楽しみにしていたのですが、

それが無かった。

 

あえていえば

 

「各方面への過ぎる配慮」

 

でしょうか。

 

配慮ばかりで、

 

岸田さんご自身の仲間が

重要ポジション

(党7役+幹事長代行)
(重要閣僚)

に全くいない。

 

全体的にかつて見た

麻生太郎さん式の人事だったので、

 

「実態は麻生さんがボスなのか」

 

と気づいた次第です。

 

ちなみに麻生さん式人事は

 

(1)目立つポジションに地味な不人気な人を置く

ー>官房長官、幹事長、財務大臣、外務大臣

ー>麻生さん式の官房長官「地味+文教族」

 #文教族:教育・文化・スポーツ政策に影響力ある議員

 #麻生さんは文教族のボス

ー>今回は総理大臣自体が地味だ!w

 

(2)露骨な論功行賞

 

(3)女性大臣は軽量級ポストに置く
(少子化担当、デジタル担当、ワクチン担当の3名)

(女性大臣は目立つから、という理由なのか?)
 

露骨な論功行賞とは、

味方した人を
徹底して優遇し、

敵になった人は
徹底して干すこと。

(普通のことではあるが、

それが極端)

 

たとえば安倍晋三さんの意向を

あまり重視しなかったのも、

安倍さんは岸田さんを支持せず、

高市さんを推したからです。

 

だから、論功行賞で

少ししかご褒美をもらえなかった。

 

そして安倍さんが裏ボスの

細田派の中から、

岸田さんを最初から推した

非・安倍さん系を重用した。

 

小泉純一郎さん流のような

性格悪い分断人事です。

 

細田派の若手で

安倍さんと関係が遠く

潜在的なライバルである

福田さんを党三役に

抜擢したのは

安倍さんにけんかを

売っているに等しいです。
(安倍さんも福田さんも

派閥オーナー家の後継者)

 

(福田さんの抜擢が

小泉進次郎さんつぶし
でもあるのは動画で

話しました。

これも分断人事)

 

安倍さんはまるで政敵の

ような扱いで、細田派内

での影響力は低下した

ことでしょう。

 

こういったことは全て

 

「俺(麻生さん)がボスだ」

 

とはっきりさせることに

つながっていて

 

「こういう人事は麻生さんの性格だったな」

 

と気づいたわけです。

 

でも実際の地位は

自民党の副総裁という

名誉職。

 

だから

 

「院政」

 

なのです。

 

自民党の財布を握る幹事長と

政府の財布を握る財務大臣に

麻生さんに忠実な子分を置くことで

 

「お金を完全管理下」

 

に置いて、自身は

自由・気ままに

できる副総裁につく。

 

副総理・財務大臣だと、

内閣の方針統一の

縛りがあって、

自由に発言はしにくく、

また様々な公務により、

自由に行動ができません。

 

また当然ですが、

内閣の一員なので、

自民党内のことも

仕切れない。

 

その点、

党の副総裁だと

本来は名誉職だからこそ、

発言も行動もかなり自由に

好き勝手できるし、

 

副総理の時と違って

上司も実質いない。

 

上司である党総裁は

総理大臣として

官邸に常時いて、

自民党には

ほぼ来ないですからね。

 

幹事長の上司として、

麻生副総裁は

党内を仕切れるわけです。

 

院政は、天皇を譲位した

上皇がおこなう政治でした。

 

天皇だと様々な公務や儀式を

務める必要があるため、

自由に発言や行動ができません。

 

その点、上皇は引退した身です

から自由で、その自由な身で

政治の権力を一手に握ることを

「院政」といいました。

 

今回はまさに麻生院政、

麻生「上皇」爆誕かと思いますね✨

 

個人的に

岸田カラーだなと思ったのは

 

外務大臣・防衛大臣

 

を変えなかったことでしょうか。

 

これは

「同盟国への配慮」

ですから、

 

岸田さんは

 

「徹底して配慮する方だな」

 

と価値観が見えたのは

心理好きの自分には嬉しかった^^

 

同時に、

小泉純一郎さん流の

政敵を分断するしたたか人事も

含まれているので、

(福田さんの総務会長抜擢)

(二階派の若手議員を大臣抜擢)

お人好しに見えて岸田さんは

相当に性格が悪いかw、

したたかな軍師が付いて

いるのかもしれませんね。

 

麻生さんを特別に優遇し

安倍さんを冷遇気味にすれば、

2人の関係は分断されます。

 

意図的に行われたのなら、

不気味ですね。

 

安倍さんの影響力を

削るだけでなく、

 

麻生派(除く河野太郎さん系)は

ひとり勝ちしすぎで

恨み・ねたみを買って

立場が不安定になった

でしょうから。

 

(勝ちすぎないのも長続きの秘訣)

 

もちろん

もし11月に行われるであろう

総選挙で岸田自民党が

安倍自民党並みに勝利すれば

 

麻生派(除く河野太郎さん系)

の権力は絶大なものとなります。

 

ただ政権の最初は

 

・ご祝儀相場

 

・ハネムーン期間(最初の3ヶ月程度)

 

があるものですが、

 

それは

 

「好意的な・様子見の報道」

 

がされるから。

 

今回はすぐに

 

「総選挙突入」

 

ですから、

厳しい報道が即始まって

ハネムーン期間は無し。

 

ご祝儀相場も控えめに

なるでしょう。

 

岸田新総理・総裁にとって

厳しい選挙戦ですが、

 

野党がかつて無いほど

弱いので、大負けする

想像もしにくいですよね。

 

ちなみに第100代総理は

あっという間に終了で、

 

11月の総選挙で当選した

新議員により

第101代総理が選ばれます。