2022年1月18日、かに座で満月が起こります。こちらの満月について、実はVOGUEさまで力いっぱい書いてしまいまして、ブログに書くことがなくなってしまいました。よろしければぜひ、こちらご覧になってみてください。
とはいえご紹介ばかりではアレなので、VOGUEで書かなかったことをひとつ触れておきます。かに座満月とのことで「家庭、家族」について、満月の「振り返りと見直しのタイミング」であると書きました。水星逆行中なので、過去を振り返るということはいつも以上に強調されると予想されます。忘れていたことがふと蘇ったり、全然気にしてこなかったことが「そういえば」と、忘れ物に気付くようにして思い出されることもあるでしょう。
逆行といえば現在、月の真正面であるやぎ座に滞在する金星も逆行中です。愛や、人生の喜びについて再確認したり、振り返ったりするときです。金星は2021年11月から2022年3月頭までやぎ座にイレギュラーな長期滞在をし、愛についての集中レッスンといった様相を呈しています。
で、今回、VOGUEの記事でも触れたのが月の真正面に位置する冥王星なのですが、金星と同じやぎ座ですね。この金星と冥王星、過去1年ほど、要所要所で冥王星と気になる角度をとっているのです。春分のときはセクスタイル、夏至のときはオポジション、秋分のときはぴったりではないのですがさそり座の金星−やぎ座の冥王星でセクスタイルと言えないこともない。で、冬至のときはぴったり重なります。そして今回、かに座満月という「家族、家庭における振り返りと見直し」のタイミングで冥王星とともに対岸に来ている。
金星は「愛と美の星」、冥王星は「破壊と再生の星」です。2021年、恋愛観というものはかなり「変容」してきました。マイノリティに対する考え方は、大きく変容しました。今、こうした角度をとっているということは、家庭をめぐる愛のありかたも今、変容するときに来ているのかもしれません。家庭というあり方がもっと自由に、とらわれないものになっていく。たとえば事実婚やパートナーシップ制度を選ぶ人が増えてきているように、愛と従来の婚姻制度が直結するものではなくなっていく。そうしたふうにも、読み取れるのかなと考えています。
ちょっとややこしいのですが、そんなことを思いました。
どなたも、良い満月のタイミングとしていかれますように。
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リトルライトで暗いコラムを書きました!
(近況)
お正月に寒かったのでアラン模様のキャスケットを編んでいたのですが、いざ仕上がってみると「もっと複雑な模様にしたい」という願望がむくむくと出てきて、ほどいて編み図を起こすところから始めてしまいました。しかしすっかり日常(と書いてしめきりと読む)が戻りまして、まるで進みません。もう春の足音が聞こえてきそうなのに。次の冬を目指して編むかな…