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「風の時代についていけないと感じている人へ」
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来週２９日は、父の一周忌です。
あれから１年・・・
振り返れば、あっという間の１年でした。
形式にこだわらない人だったので、
法事という形は取らず、
父の好きなお花をいっぱい飾り、
近い方達と少人数で過ごそうかと。
新型コロナも、また急拡大していますしね。
いつか別れがくる、とは
頭でわかっていたものの、
父の突然の他界は、
心をえぐられるような体験でした。
少しずつ、前を向いてきたものの、
一周忌近くになると、
去年のこの時期の感覚が、
鮮明によみがえってきて、
驚いています。
「去年の今頃は、まだ元気で、
好きなものをぱくぱく食べていたな」とか、
「父が希望したので、
お取り寄せしてあげたチーズケーキ、
結局、一口も食べずに、
逝ってしまったな」とか、
（↑食べることばかり 笑）
「私が仕事で一段落つくと、
目を細めて、喜んでくれたな」とか。
「本が出るたびに、
喜んで書店に買いに行ってくれたな」とか。
一昨年の１２月を最後に、
本が書けなくなってしまったのも・・・
毎回、本が出るたびに、
喜んでくれた父の残像が
痛く、刺さるからです。
もう、本を出すことはないのかなと、
思ったりもします。
去年のように、
ワンワン泣くことは減ったものの、
もう生きて動く姿に
会えない現実と、
この時期の空気感に
１年前がリアルに思い出され、
じわじわダメージがきて、
涙が止まらなくなる、ここ数日。
これも自然のプロセスとして、
受け入れていくしかありませんね。
それでも、時が経つにつれて、
悲しみや喪失感は、
どこか、ぬくもりのような感じに
変わりつつあります。
やはり「時間」というのは
「時薬（ときぐすり）」というように、
最大の癒しになるようです。
父の死を通して、
たくさん優しさに触れ、助けてもらいました。
あの優しさは、忘れないと思います。
この一年、私が受けとった
たくさんの優しさと思いやりに、
心から感謝申し上げます。
あなたの優しさと真心に、
どれほど支えられたことか・・・。
大切な人たちが、
生きていてくれるありがたさも、
身にしみて感じ、
何気ない日常の
ありがたさが増しました。
この仕事をしていて、
本当に良かったと思うのは、
死という大きなショックを受けても、
心のケアの専門知識と経験があったので、
ちゃんと治癒のプロセスを歩めたこと。
いわば、セルフコーチング、
セルフセラピー、セルフカウンセリング。
これまでのキャリアと知識に、
私自身がどれほど救われ、癒されたことか。。。
また、スケジュールは自由にできるので、
辛い時には、立ち止まり、
ちゃんと休むことができたことも、
ありがたい限りでした。
ありがたいことに、
新春開運ワークショップも、
お受けできない方々がいて、
追加開催を希望されるお声を
多々いただいておりましたが、・・・・
１月の最後の週末は、
父の思い出と
過ごす時間にしたいと思います。
心をケアし、しっかり休むことが、
未来につながると思うので。
その分、これまでと今週末、
ご縁あった方々に、
ベストを尽くしたいと思っています。
死は自然のことであり、
命の形態がただ変わっただけ。
身近な人や家族とも、
いつか訪れる別れ。
だからこそ、
後悔なく向きあいたいし、
いつかくる日を意識し、
心の準備をすることがあります。
たくさんの人の支えがあって
生かされているということを忘れず、
いま、生きているということに
喜びを感じながら生きていきたい。
そして、残りの人生、
やりたいと思ったことはチャレンジして、
行きたいと思ったところには行って、
会いたいと思った人には会って、
後悔ないように過ごしていきたい。
何よりも、
出会った一人一人の人生が
より幸せに、より豊かになるよう、
精進していきたい。
それが、授かった尊い命の
私なりの使い方。
今日もいい日でありますように。
あなたが守られていますように。
真奈美
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