私は中学時代いじめられていました。
先生も、生徒も、見て見ぬふり。
誰も助けてくれない状況で、私は一人で耐えました。
それが原因で、今でもフルタイムでは働けないです。
お薬も必要です。
よく、テレビなどでいじめられていて
その時の経験をバネに頑張っている人を見かけます。
私は、乗り越えた部分はあると思いますが、
『どうして私だったの？！たすけてよ！
寂しかったよ！泣きたかったんだ！！』
強い怒り、悲しみ、親への憎しみ、
込み上げてくる時があります。このような、
トラウマとどう向き合っていけばいいでしょうか？
過去の経験が忘れられないこと。
許せない気持ちがなくならないこと。
苦しい想いがフラッシュバックしてくること。
内容は異なりますが
私にも何度も
経験があります。
その人だけの経験や
痛みや苦しさというものは
どれだけ寄り添いたいと思っても
きっと他者には
計り知れない部分がありますね。
Hさんの気持ちを思うと私も心が痛みます。
今日はひとつだけ。
お伝えしたいことがあります。
世の中にはいろいろな考え方があります。
どのような捉え方をしても大丈夫です。
自分がホッと出来たり、
心地良ければ
何を選んでも正解です。
だからどうか、
自分自身のことを
自分の手で救ってあげてくださいね。
疲れたら休んだり
嫌になったら
やめるのもアリです。
それは弱さではなくて、
大切なものを守り抜くための
勇気のいる決断（強さ）ですから。
私も過去に
ずっと忘れられない
辛い経験をしたことがあります。
Hさんと同じように
何年経っても
フラッシュバックして
悲しくなることがありました。
いや、今でも
思い出すと苦しくなります。
乗り越えたか？と言うと分かりませんが、
自分を救うことは出来ました。
「思い出さなくても良い」
という選択肢を
許せるようになったんです。
何年経っても過去を思い出し、
許せない気持ちに
苦しんでいた頃、
どうにか納得して
考えない方法はないかと
何年も試行錯誤した時期があります。
だけど、
何年経っても難しくて
もう無理なんだろうなと
諦めかけていた頃に
以前にもブログでご紹介した
アドラー心理学の本
「嫌われる勇気」
に出会ったんですね。
こちらの本です。
その中で、
これまでの心理学と
新しい心理学との考え方の違いに
触れられている場面があり、
トラウマの
考え方についても
改めてある箇所がありました。
私たちに過去の記憶は無数にあって。
覚えているものもあれば、
忘れているものもある。
つまり、私たちは過去の記憶の中から
今の自分にとって覚えておくほうが
良いと考えている記憶を選び、
持ち出しているのだと。
「未来は自分で選べる」と
確信していた私も
過去が自分で選べるとは
考えたことがありませんでした。
詳しくは、機会があれば
読んでみて頂きたいのですが、
「今」この瞬間から先の未来は
自分の手で描いていけます。
辛い経験をされたからこそ、
他者にそっと
寄り添える優しさや
愛情深さがあるかと思います。
乗り越えられないことは
無理に乗り越えなくても
大丈夫なんですね。
だけど、思い出して辛いのは
やっぱり自分自身。
だから、自分自身のことを
救ってあげる選択だけは
いつも大事に持っていて
欲しいなと思います。
私の場合はそれが、
記憶を心の奥底深くにしまい、
【意識的に】持ち出さない
という選択をすることでした。
TVやインターネットなども
自分を守る選択をします。
触れると思い出してしまうような
情報はシャットダウンしていますし、
人間関係も
多くある必要はないので
自分が心から楽にいられる
関係だけに絞っていくこと。
好きとか嫌い、
楽しいとか楽しくない
ではなくて心地良さですね。
気持ちが「ラク」かどうかです。
自分の心の声に寄り添うこと。
「今」の幸せにフォーカスすること。
Hさんはとても得意だと思います＾＾
（いつもサロンに温かい言葉をたくさん、
ありがとうございます！）
私は過去のどんな経験も含めて、
弱さや痛みも含めて、
Hさんのことが大好きです。
みんなそんなに強くはないです。
私も大切な人たちには
弱さをたくさん
見せてきました。
【自分だけ】
なんてことは絶対にないので
自分のペースで生きましょう。
働き方も「みんなと同じ」でなくて
大丈夫なんです。
辛いトラウマを抱えながらも
仕事を始めたこと。
それ自体が
すごいパワーだと思うんですね。
他者とコミュニケーションを取ることや
歩み寄ることも
物凄くパワーが必要です。
「ありのままのHさんが好き」
と感じている方がちゃんと
周りにいらっしゃると思います。
私の周りにも
痛みや弱さを理解して
愛してくれる人しか残っていません。
だからすごく、心地良いんです。
これから守っていきたいもの。
自分を大切に想ってくれる人。
「愛しいな」と思える景色に
気持ちを向けて。
なるべく寂しい気持ちから
自分を守ってあげられるように。
優しく強く、生きていきましょう。
日々頑張ってくれている自分自身に。
たくさんの「ありがとう」の
花束を贈ってあげてくださいね。
そしてこれから、
たくさんの幸せを
受け取っていきましょう。
きっとこれからの毎日が
素晴らしい記憶でたくさん
上書きされていきますからね！
ここまでたくさん
頑張ってきた自分。
これからは大切な人に甘えたり、
頼ったりしながらいきましょう。
もう一人で
頑張り過ぎなくて
良いですからね＾＾
私で良ければ、
また何かありましたら
いつでもお聞かせてくださいね。
ご相談ありがとうございました。
【発売中】2022年手帳
YouTube