2022年12月23日、やぎ座に月が入ったすぐあとに新月となります。2022年、最後の新月ですね。まあ個人的には「俺たちの2022年はこれからだ!」と手をメガホンにして言いたいくらいには往生際がBAD(毎年恒例)なわけですが、とにかく最後なのであります。
新月というのは、星占いでは「スタート」のタイミングです。カレンダー的な1年のスタートはもうちょっと先なのですが、この新月のあたりからすでにジャカジャカと”いろいろと新しいことが始まっている”感があるかもしれません。というのも、この新月は20日におひつじ座に入った「幸運と拡大の星」、木星とスクエア(90度)の角度をとっています。スクエアはフラストレーションや葛藤を生む角度ですから、木星の持つ「拡大」という意味合いが、ちょっとアンコントローラブルになりやすいのかなと思います。楽観主義がいきすぎて「いける!いける!」と安易に信じてしまったり、見通しは甘く自分にも甘くという状態になったりと、危なっかしいのです。
ただ、「こういう時期だからもうどうしようもないッス」といった、壊滅的な状態というわけではありません。「そういう時期なのか、ならばこうしよう」と乗り越える余地があるのがスクエア(90度)という角度なのですね。過剰よりもほどほどを、いけると思ったときは確認を、「これは絶対真実だ」と確信したときほど立ち止まることを、意識してみるといいのかなと思います。おのれを疑うのは難しいこと。心のひらめきには従いたくなるもの。それでも「ちょ待てよ」と自分にブレーキをかけることの大事さを、心に留めておくといいでしょう。いつも心にキムタクを。
※「ちょ待てよ」がわからない人は、おうちに帰ってお母さんに聞いてください
でも、おそらくはきっと、自動的にキムタクが来る「ちょ待てよ」が来ると思うのですよ。新月が起こるやぎ座には「知性とコミュニケーションの星」と呼ばれる水星が滞在し、29日から「逆行」というフェーズに入ることになっています。物事が滞りやすくなる逆行です。そこに向けて、少しずつ物事がゆっくりになっていきます。それにより、こう、キムタクがうっすらと来るんじゃないかと思うんですよね。そろそろ怒られそうな気がするので控えますが、スッキリとスタートが進まないことで「考える余地」が生まれるでしょう。そして、それはきっといいことだろうと思うのです。そして、考えても「よしっ」と思えることは、お正月を待たず始めてみると新月のいい流れに乗れるでしょう。
もう頭のなかがキムタクにもっていかれてしまった人のために(ホントすんません)ちょっとまとめますと、
- お正月に先駆けて、いろいろとスタートの兆候がありそう
- 「やりすぎ」な傾向が出やすいかも
- ただ、何かと立ち止まって考えるので大丈夫
- 良い年末年始にしましょう
という感じです。
新月の影響は日曜あたりまで続くので、その間はいつも心にキムタクを住まわせつつ、どなたも良い新月にしましょうね。
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(近況)
「今年の漢字」が発表されましたね。昨年が「金」。今年は何になるかなと思いを巡らし、その前日あたりでサッカーのワールドカップが盛り上がっていたことをニュースで見ていた私は雷鳴に打たれたように「まさか……球!?」とひらめいたのですよ。「金のあとが球だと、字は違うけどちょっといろいろ大変なことになるわね」と気が気じゃない時間を過ごしたのですが、外れてホッとしました。
結果は「戦」だったわけですが、もう二度とこの時が選ばれることのないように、平和を強く願います。自分はちっぽけな存在で何ができるわけでもないのですが、それでもこの字が筆頭に挙げられるような時代を作らないよう、微力ながら頑張りたいと思うのです。