ヒースロー空港のターミナル5です。
手前の黒い物体は、お掃除ロボットで、真面目にお掃除をしていました。
イギリスからの国際便は、ブリティッシュ・エアウェイズを利用しました。
荷物を預けられるのは2時間前からで、機械を操作して自分でやります。
そこから保安検査場に行くのですが、ヒースロー空港は液体の検査が厳しかったです。
国際線の機内に液体を持ち込む場合は、制限があって(国によります)、すべて透明なビニール袋に入れなければなりません。
保安検査場の手前で、ビニール袋を配っている係の人がいました。
保安検査の列に並んでいると、私の番になり、手荷物とコートをカゴに入れて検査のレーンに載せます。
手ぶらで私は機械をくぐり、カゴが戻ってくるのを待っていたら……
リュックはそのまま戻ってくるレーンに置かれていますが、もうひとつの小さなバッグ(万が一、ロストバゲージが起こった時のために1日分の必要なものと、コンタクトレンズ・目薬はすべてこちらに入れています)は、手が届かない向こう側のレーンに流されました。
向こう側のレーンに流された荷物は係員にチェックをされます。
コンタクトレンズを大量に入れていたのがダメだったのかな? と、チェックを受ける台のところで待ちました。
その時、そこでチェックを受けていたのは、40代くらいの女性と、若い男性でした。
女性のほうは、パンパンに膨らんだボストンバッグにポーチを入れていて、その中に、小さな容器に詰めた乳液がありました。
あ~、それはダメだろうな、ちゃんとビニール袋に入れないと……と見ていると、また別のポーチが出てきました。
その中にも同じような乳液が入っています。
さらに、またまたポーチが出てきて、そこにも化粧水らしきものがそのまま入れられていました。
この人の化粧ポーチ、日替わり? という感じでした。
男性のほうは、固形タイプの制汗剤を指摘されていて、ええーっ! それって液体なん? と、横で見ている私も驚きました。
で、私です。
クリームタイプの日焼け止めを、これはこっち、とビニール袋に入れられました。
そうか、それも液体っちゃ液体ですよね、すみません、と見ていたら、リップクリームも指摘されました。
え? リップクリーム? これ、液体? あ、でも固形の制汗剤がそうなんだから、こういうものもダメなんだな、と勉強になりました。
私のチェックがすんでも、女性はまだ調べられていました。
ヒースロー空港の検査、厳しいです。
出発階に降りて、表示されているゲートに行くと、こう書かれていました。(消しているのは、行き先と便名、出発時間です)
「 Take a seat 」
見た瞬間に、え! もう搭乗が始まってるの? と焦りました。
トイレに行きたいんだけど とゲートを見ると、まだ閉鎖されています。
どうやらこれは、そのへんに座っててね(乗るのはまだだから)という意味らしいです。
(^_^;) ネイティブにしかわからないニュアンスだなぁ、と思いました。(もしかしたら勘違いしたのは私だけかもしれませんが)
こうして、現在、EUに加盟している国にいますが、今って、本当に便利ですね~。
この国に来て、ベッドメイキングにチップを置く以外、まだ現金を使っていません。
(数年前にフランスに行ったので、ユーロのコインを数枚持っているのです。←どうしてこれを書いているのかというと、外貨両替はお札しかくれないからです)
現在は現金を使わなくても、アップルペイで……すべてスマホで支払いができます。
イギリスもそうでした。
昔は現金か、トラベラーズチェックを持っていくしかなかったし、数年前のフランス行きの時もけっこう現金を持って行きました。
けれど、今はスマホひとつでいいのです。
なんて便利になったのかしら! と感動しています。
ホテルには、USBの差込口があって、そこで充電ができます。
その国のコンセントプラグを用意する必要がないのです。
便利ですね~。
Googleマップを使えば、迷子になることもなく、駅の券売機などの使い方もわかります。
海外旅行も昔ほど大変ではなくなったなぁと、しみじみと感じています。