●まず自分の方から。


今日は何を書こうかと、ニュースを見て見ると、

どのチャンネルも、昨日の韓国戦での日本の勝利を放送している。

私も試合を見ましたが。日本が勝利した後に、

誰が一番活躍したとして、お立ち台に立つのか見ていると、

なんと、それはホームランを打った近藤選手でもなく、

3回を一点に抑えた今永投手でもなく、

ヌートバー選手でした。


確かに、そう言われると、そうだと思います。

韓国に3点を取られてしまった日本に、

最初の得点を生み出したのが、ヌートバー選手でしたし、

ヒットになったら危ない場面でファインプレーをしたのも彼でした。

他にも、単純なヒットを相手のスキをつく走塁で2塁打にしたり、

デットボールで塁に出たりした。

私が一番驚いたのは、翌朝の番組で、

小学生に、この2試合で、誰が一番活躍したかというアンケートを取った時、

見ていた私は、当然大谷選手だろうと思っていたら、

なんと小学生達はヌートバー選手を一番に選んで、大谷は2位だったのだ。

これにはゲストの野球解説者の方も、小学生はよく野球を見ていますね。

と、ただの人気に流されない野球を見る目に感心していた。




では、なぜ、こんなにも今まで馴染みがまったく無かったアメリカで活躍していた

ヌートバー選手が、日本人の野球ファンに受け入れられたのだろうか?


私が思うに、

それは、ヌートバー選手が、

日本人の野球ファンに受け入れられる前に、

自分から日本の野球の為に、全力を尽くす行動をしたからだと思います。

彼を見ていると、彼の全身から、

日本大好き!」 「日本のチームの為に出来る事を何でもやる

という彼の気迫が何となく伝わってくるのです。


例えば、試合前に君が代が流れると、

一生懸命に覚えて歌おうとするし、

お立ち台では、日本人の観客に向けて日本語で、

「日本大好き!みんなありがとう!」と叫び、
会場は大歓声に包まれました。


他にも、オリックスとの練習試合では、

ヌートバー選手ひとりだけが、

 

5分間も膝をグラウンドにつけて親身にサインをしていた。

 



プレーでも、最初の得点を取る場面では、1球目に犠打となるバントを試みたり、

怪我をしかねない全力ダッシュでの飛び込みでファインプレーを見せた。




そんな彼からのラブコールを日本人野球ファンは感じ取ったのだと思う。




今日、私が何を言いたいかと言うと、


自分が、人から何かを得たいと思ったら、

まず、自分から相手にそれを与える
と良いです。





例えば、

友達が出来ない。という場合、

まずは、貴方が誰かの友達になってあげる。




ある時、妻から尊敬されない。と愚痴っていた男性がいたので、

私が彼に、

それだったら、まず貴方から奥さんを尊敬してあげてみてください。

と、アドバイスしました。







そして、

もし、貴方が幸せになりたい。というのであれば、







まず、誰かを幸せにしてあげてみてください。

(幸せにする相手は人間じゃなくてもいいですよ)



それは、幸せになるコツかもしれません。

END